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スズキが持つ電動車いすの知見を生かすロボット走行ユニット、ソラコムと事業化目指す

ソラコムとスズキが、「電動モビリティベースユニット」の事業化を目指して、IoTを活用した実証実験を開始する。

電動モビリティベースユニットはスズキが電動車いす開発で培ってきた技術を活用。その走破性や安定性などが特徴だ。多様なタイプのロボットの足回り(走行ユニット)として利用されることを目指す。自立走行やAIなどの技術と組み合わせてさまざまな分野の問題が解決できるロボットの実現を、パートナー企業と共に目指す。ラストワンマイル配送を担う自動配送ロボットや除雪作業を省人化するロボットなどを現在パートナーと共に開発する。

今回の実証実験では、通信モジュールやIoTプラットフォームSORACOMを使い、車両の稼働状況やGPSによる位置情報をリアルタイムでクラウド連携する。これにより同ベースユニットの利用状態を可視化し、今後の製品開発に生かす。

なお、両社は2024年2月に、モビリティサービス分野におけるIoT先進技術の活用に向けた合意書を締結している。

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