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ラズパイで交流電力モニタリング——Raspberry Pi用エネルギーモニターHAT「IPEM PiHat」

Raspberry Pi用エネルギーモニターHAT「IPEM PiHat」がKickstarterに登場し、目標金額の調達に成功している。

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プロジェクトオーナーのDitroniXは、交流や直流に対応するさまざまなエネルギーモニターを開発している。交流の商用電源向けエネルギーモニターは、クランプ型電流センサーを使い安全に電気使用状況のデータを取得でき、取得データを活用することで電気使用量の削減やより効率的な使い方につなげることができる。

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IPEM PiHatにはこれまで培ってきた技術を集結しており、Raspberry Piに装着することで家庭やオフィスの主電源などの高精度なモニタリングが可能。多相電力検出デバイス「ATM90E36」を搭載し、単相交流、二相交流、三相交流の監視に対応する。

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他にも、アナログ信号やPWM/MPPT出力が可能なDAC、外部の電圧モニタリングなどに対応するADC、外部機器の制御用のリレー出力、OLEDディスプレー用I2Cインターフェースなどを備える。Raspberry Pi 3/4/5に対応し、電流センサーはクランプ型かロゴスキーコイル型に対応する。

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IPEM PiHatは今なら特別価格36ポンド(約6900円)で入手でき、オリジナルデザインの定規が付属する。2025年2月の出荷を予定しており、日本への送料は5ポンド(約960円)だ。2025年2月7日までクラウドファンディングを実施しており、2月3日時点で750ポンド(約14万円)の目標額を上回る約2900ポンド(約56万円)を集めている。

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