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40ピンGPIOレイアウトのRaspberry Pi拡張ボード「PicoBridge IO HAT for Raspberry Pi」

「PicoBridge IO HAT for Raspberry Pi」(以下、PicoBridge IO HAT)がKickstarterで注目を集めている。

PicoBridge IO HATは、標準的な40ピンGPIOレイアウトを備えるRaspberry Pi向けに設計された多用途の拡張ボードだ。追加のGPIOピンを実装できるようになるため、GPIOパススルーピンを保持して重要なGPIOピンへのアクセスを維持しながら、他のRaspberry Pi HATをスタック可能なデザインとなっている。

PicoBridge IO HAT for Raspberry Pi

Raspberry Pi経由でHATを一度プログラムすれば、接続されたハードウェアを自律的に処理できる。

また、Raspberry Pi Picoをオンボードでサポートする点もPicoBridge IO HATの特徴だ。Raspberry Pi Picoを直接統合する専用ヘッダーを搭載しており、Raspberry Piを使用してRaspberry Pi Picoを直接プログラムできる。

PicoBridge IO HAT for Raspberry Pi
PicoBridge IO HAT for Raspberry Pi

さらに、ヘッダーピンとねじ端子の両方で、Raspberry Pi PicoのGPIOに対応するブレークアウトピンを追加で提供しており、ハードウェア、センサー、コンポーネントとの接続をより安全で安定したものにする。

PicoBridge IO HATのキャンペーン価格は33豪ドル(約3200円)。日本への送料は33豪ドルで、出荷は2025年4月を予定している。

PicoBridge IO HATは2025年1月27日までクラウドファンディング中だ。目標額1000豪ドル(約9万7000円)に対し、2025年1月15日時点で目標額を上回る約9800豪ドル(約96万円)を集めている。

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