新しいものづくりがわかるメディア

RSS


3Dデータがなくても大丈夫——個人で使える真空成形機「FORMARTシリーズ」発売

マイクロボード・テクノロジーがMYYARD製の卓上真空成形機「FORMARTシリーズ」を発売した。同シリーズの成形機は、原型にしたいモノを使って真空成形して型を作るので、3Dデータを用意しなくてもよい。

素材にした設定を自動制御するシート除湿機能を搭載している。クイックロック機能によりハンドルを回すだけで素早くプラスチックシートを固定できる。

型製作の様子 型製作の様子

また、工業用の炭素繊維石英加熱管を採用しているため高速で加熱でき、かつ、均一で加熱されるため精密な型製作が可能だ。さらに、さまざまなプラスチック材料を成形するためのパラメーターをあらかじめ備えており、パラメーターのカスタマイズにも対応している。

FORMARTシリーズは、玩具や梱包材、模型などの型製作ができる。今回「FORMART S」(S)、「FORMART SE」(SE)「FORMART 2」(2)の3モデルを発売。SはA4サイズのシートに対応し、SEと2はA3サイズまで対応する。また、2は「シート脱着補助機能」「シート自動判別機能」「デュアル冷却ファン機能」を搭載する。3モデルとも対応する材料はPETやHIPS、TPU、LDPEなど。対応シート厚は0.3~3.0mmで、加熱範囲はSが60~230℃、SEと2は90~230℃だ。

2024年12月20日~2025月1月31日の間、新発売キャンペーンとして10%割引で販売する予定で、割引後価格はSが19万8000円(通常価格22万円)、SEが28万7100円(同31万9000円)、2が38万6100円(同42万9000円、いずれも税込)となる。同社オンラインショップで販売している。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る