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完全密閉型CoreXY方式の3Dプリンター「Prusa CORE One」を発表

Prusa Researchは2024年11月21日、完全密閉型のCoreXY方式を採用した3Dプリンター「Prusa CORE One」を発表した。

Prusa CORE Oneは、最大55°Cまで速やかに加熱できるチャンバーを備えることで多用な材料に対応する。完全密閉型であるが自動換気機能を備えており、併せて温度制御を行うことで、他のプラスチックと比較して融点が低めなPLAの造形にも対応できる。

Prusa CORE Oneの本体サイズは415×444×555mmで、重量は22.5kg。最大造形サイズは250×220×270mmで、積層ピッチは0.05~0.30mm。フィラメント径は1.75mmで、対応材料は、PLA、PETG、ASA、ABS、PC、PA(ナイロン)などだ。

ロードセルセンサーを活用した自動調整機能により手動での調整は不要だ。「Prusa Connect」によるリモートでのプリント監視や管理にも対応している。GPIOハッカーボードや加速度センサーなど、多くの拡張機能にも対応しており、さまざまなカスタマイズが可能だ。オプションとなるUSB-Cカメラを用いることで造形中の監視が行える。

Prusa CORE Oneは、特別価格として1199ドルで販売する。2025年1月から出荷開始予定だ。なお旧機種の「MK4S」のユーザーには、449ドルでCORE Oneへのコンバージョンキットが提供される。

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