中国のECサイトを中心に、11月11日の「独身の日」にちなんだセールがよく行わている。スイッチサイエンスでも、中国企業との取引が増えたことを受け、2019年から独身の日セールを毎年開催してきた。2024年もSeeedやM5Stackといったブランドも含め、ほぼ全ての中国製品を例年同様11％オフで提供する。

D-RoboticsのRDK X3は5TOPSの推論演算能力を備えたシングルコンピューターで、Maker Faire Tokyo 2024でデモ展示と先行販売を実施し、先行販売分を完売している。同製品は2024年9月に取り扱い記念セールを実施したため、今回のセール対象からは除外されているが、今回はカメラモジュールなどの周辺機器がセール対象となる。

また、本セールと同時に取り扱い開始となる新ブランドがORBBECだ。同社のRGB-Depthカメラ「Femto Bolt - ToF式 深度カメラ（Azure Kinect DK後継）」はMicrosoftのToF技術を取り入れ、Microsoft Azure Kinectと同じ操作性とパフォーマンスを有している。同製品は、11％オフとなる6万7257円で販売される（以下、価格はすべて税込）。 その他、縞のライトを当てて深度を読み取る深度カメラ「Astra 2」や、ステレオビジョン式の深度カメラ「Gemini 335」シリーズも販売される。

さらに、Elephant Roboticsの6軸ロボットアーム「myCobot」シリーズも値引き対象となる。myCobot 280にM5Stackを搭載した「myCobot 280 M5」は10万6808円での販売となる。同社のAGV（無人搬送車）「myAGV 2023」に、Jetson Nanoを搭載したモデル「myAGV 2023 Jetson Nano」は22万6638円で販売される。