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チョコレート専用3Dプリンター「Cocoa Press 2.0」の先行予約販売を開始

米Cocoa Pressは、チョコレート専用3DプリンターのDIYキット「Cocoa Press 2.0」の先行予約販売を開始した。

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チョコレート専用3DプリンターのCocoa Pressは、型などを使った伝統的な手法では不可能だった、繊細な形状や質感のチョコレート造形が可能。新機種のCocoa Press 2.0は、前機種「Cocoa Press 1.0」の機能を強化することで、造形速度と精度、使いやすさを大幅に向上している。DIYキットで提供し、プラスチックパーツは手持ちの3Dプリンターで出力するか、公式Webサイトで入手できる。

マシン本体のアップグレードとして、Klipperファームウェア、BIGTREETECHの制御ボード「TT SKR Pico」と「BTT Pi 1.2」、タッチスクリーン「BTT HDMI5」、電源保護モジュール「BTT SKSM」を採用。直感的かつシームレスな操作と簡単なモニタリングができ、プリントヘッドを迅速に交換できる「BTT Hermit Crab」を搭載することで、マルチカラー/連続造形対応「Cocoa Buddy」を含む将来的なアップグレードに備える。

前機種と同じ仕様として、最適なチョコレートのフローと高精度な温度制御が可能なエクストルーダーを搭載する。また、Prusa Slicerなどのオープンソースのスライサーソフトに対応し、プリント設定のカスタマイズが可能。コンパクトで組み立てやすく、アップグレードに対応可能なモジュラーデザインも継承する。

本体サイズは460×350×380mmで、最大造形サイズは135×135×150mm。標準ノズルの径は0.8mmだが、オプションで1.6mmも用意しており、±0.1℃の高い温度精度を備える。DIYキットは2024年冬の出荷を予定しており、予定小売価格1499ドル(約22万9000円)のところ、今なら先行予約販売価格1199ドル(約18万3000円)で入手できる。プラスチックパーツの色はレッドとブラウン、もしくはブラックから選べ、予定小売価格249ドル(約3万8000円)のところ、今なら先行予約販売価格199ドル(約3万円)で入手できる。

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