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AIエージェントを搭載したホームIoTプラットフォーム端末が登場

グラモは2024年7月25日、AIエージェントを搭載した統合型ホームIoTプラットフォーム端末「9DOTs」の提供を開始した。

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同製品は、インターホンモニターやホームIoT、HEMSモニター、セキュリティ、見守り、生活サービスなどの機能を1台の中に搭載している。

顔認証機能に加え、インターホンや宅配ボックス連携、エアコンおよび照明の制御、赤外線リモコン対応家電制御など、50以上の機能を搭載している。また、管理会社向けの機能として無人内見時の物件案内や、入居者へのお知らせ通知、自社サービスとの連携機能なども備える。

また、提案型AIエージェント「グラモン」が搭載されている。グラモンが部屋内の各種データやインターネット上の情報などを基にしながら、テレビやエアコンをつけるかどうかや、ゴミ出しのリマインド、節電のアドバイスなどを音声で提案する。ユーザーがグラモンに話しかけて機器を操作することもできる。

さらにインターホン機能でスマホからの応対や鍵の解錠操作も可能な他、家具のサブスクやパンの宅配サービスなど、生活に関連するサービスを告知するオフラインサービス連携や、センサーによる温湿度および空気質の監視も可能だ。

スマホ連携で外出先から操作やビデオ通話も可能で、管理コスト削減や事故防止に貢献し、リモートでの入退去管理にも対応している。情報ソースは本体に搭載されている各種センサーやインターネット上の情報だが、HEMSユニットの追加により、電力情報をもとにした節電アドバイスや電力情報と連動した家電の制御なども実施できる。

本体前面に設置された9つのショートカットボタンには、頻繁に使用する機能を登録しておくことが可能だ。

9DOTsの販売対象は法人のみとなり、デベロッパー、ハウスメーカー、不動産管理会社を対象としている。

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