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デバッガーのSEGGER J-LinkがRP2350マイコンに対応

ポジティブワンは2024年12月19日、SEGGER Microcontrollerが開発する「J-Linkデバッグプローブ」がRaspberry Pi用マイクロコントローラー「RP2350」に対応したことを発表した。同社はこれに伴い、RP2350向けのSEGGER開発ツールの販売を開始する。

J-Linkデバッグプローブは、ARMの「Cortex-M」や「Cortex-A」など多種のCPUに対応するデバッガー。RP2350の各コアに対して、下記の合計4モードで接続およびデバッグが可能になった。

  • RP2350_M33_0:Core 0(Arm Cortex-M33モード)
  • RP2350_M33_1:Core 1(Arm Cortex-M33モード)
  • RP2350_RV32_0:Core 0(RISC-V Hazard3モード)
  • RP2350_RV32_1:Core 1(RISC-V Hazard3モード)

J-Linkデバッグプローブの最小構成製品は「J-Link Base」で、接続サーバーのライセンスとして「GDB Server」のみ本体に登録されている。

RP2350向け開発ツール「SEGGER Embedded Studio(SES)」は、ArmおよびRISC-Vマイコン向けに最適化された統合開発環境(IDE)で、コンパイラーの「GCC」や「LLVM/Clang」を内蔵している。対応OSは、Windows、macOS、Linux。

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