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光造形方式3Dプリンター「UltraCraft Reflex RS」発売——高精度かつ高速造形が可能に

中国のHeyGearsは、高精度かつ高速造形が可能な光造形方式3Dプリンター「UltraCraft Reflex RS」の販売を開始した。

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UltraCraft Reflex RSは、少量生産やラピッドプロトタイピング向けにデザインされた高性能3Dプリンターだ。優れた造形精度と速度に加え使いやすさを追求しており、設計者やエンジニア、ホビイストの幅広いニーズに応える。

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C5グレードのZ軸モジュールは、精度±2μmの安定した積層ピッチを実現し、高精細かつ高品質造形を可能にする。また、60のゾーンに分割してスクリーンを補正するオートレベリング機能が、光度を均一にすることで造形エリア全体の公差を0.05mm以内に抑え、複雑で繊細な形状でも射出成型とそん色ない仕上がりのモデルを造形するとしている。

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他にも、造形速度を33%向上する独自のアルゴリズムや、力覚センサーのデータを基に速度を調整する機能、レイヤーごとに高精度な制御をすることでエラーの発生を抑制する機能などを備え、信頼性の高い一貫した造形体験を提供する。さらに、ワンクリックで造形準備を完了する機能に加え、オプションでレジンの自動加熱タンクや供給システムを提供し、ユーザービリティを向上している。

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本体サイズは380×360×584mmで重さは20kg、最大造形サイズは222×122×230mm、XY解像度は29.7μm、精度は±15μm、レイヤー厚は30~100μm。HeyGearsの公式サイトでは価格999ドル(14万9899円)で提供する。同時に、後処理を容易にする水洗いレジン「UltraPrint PAWW10」、コスパに優れた標準レジン「UltraPrint PAS10」の販売も開始している。

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