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自作できるフィラメントドライヤー&ストレージシステム「AeroDry」

3Dプリンターで作れるフィラメントドライヤー&ストレージシステム「AeroDry」がKickstarterに登場し、出資を募っている。支援者にはSTLファイルと部品リスト、動画の組み立てガイドをパッケージで提供し、手持ちの3Dプリンターを使い自作できる。

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AeroDryは、最大3巻のフィラメントを収納し、フィラメントにとって最適な温度と湿度を維持できるドライボックスだ。フィラメント供給用の穴から3Dプリンターに直接供給でき、湿気による不良や劣化を防止することで造形品質の向上に寄与する。

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PLA、ABS、PETG、ナイロンといったフィラメントの種類に応じて温度と湿度を調節でき、特定の曜日の決まった時間だけ動作させるタイムスケジュール機能を搭載する。乾燥剤用収納ポケットを備え、動作していないときでも乾燥した状態を保てる。

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ヒーターの最高温度は100℃で、ボックス内の温度を均一にするためのブロアファン2台を内蔵する。耐久性と使いやすさ、組み立てやすさを考慮した設計に加え、入手しやすく長時間の動作でも信頼性の高い電子部品を採用している。

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AeroDryの価格は29ドル(約4300円)で、2024年10月から提供を開始する。2024年10月25日までクラウドファンディングを実施し、10月21日時点で1200ドル(約18万円)の目標額を上回る約5700ドル(約85万円)を集めている。

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