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カードサイズに8コアSoC搭載——高性能IoT向けシングルボードコンピューター「Tachyon」

5Gモバイル通信とWi-Fi 6をサポートするシングルボードコンピューター「Tachyon」がKickstarterに登場し、わずか35分で目標額の調達に成功している。

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Tachyonは、QualcommのハイティアIoT向けSoC「QCM6490」を搭載するクレジットカードサイズのコンピューターだ。

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QCM6490は、オクタコアKryo 670 CPU、12TOPSのAIエンジン、トリプルISPなどを搭載し、5Gモバイル通信とWi-Fi 6Eをサポート。メモリには、4GB RAMと64G BUFSストレージを内蔵する。また、Adreno 643 GPUとHexagon 770 DSPにより、4Kディスプレイのドライブに加え、高解像度動画からのオブジェクトの抽出や音声分析、言語処理向けAI/MLモデルの実行などが可能だ。

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インターフェースは、USB Type-Cポート×2を備え、接続されたケーブルに応じてデバイスモードかホストモードを自動で切り替える。片方のUSB Type-C 3.1はDisplayPort Altモードをサポートしており、USB Type-C対応のモニター(4Kまで)やハブとの直接接続が可能。さらに、Raspberry Pi互換の40ピンコネクターに加え、リボンケーブルを介してのディスプレイやカメラ、PCIeデバイスとの接続にも対応する。

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Tachyonの予定小売価格は249ドル(約3万6000円)のところ、今なら数量限定早割価格の199ドル(約2万9000円)で入手できる。2025年1月の出荷を予定しており、日本への送料は12ドル(約1700円)だ。2024年8月30日までクラウドファンディングを実施中で、8月26日時点で1万ドル(約144万円)の目標額を大きく上回る約39万ドル(約5670万円)を集めている。

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