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3DデータのAR/MR向けデータ変換ソリューション「mixpace」に表示位置補正機能搭載

3D CADデータなどを容易にAR/MR向け3Dモデルに変換できるサービス「mixpace」に、表示位置のずれを簡単に補正することができる「位置指定ARマーカー機能」が備わった。

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mixpaceは、3D CADやBIMで作成したデータを容易にAR/MR対応デバイスで確認可能な3Dモデルに変換できるソリューションだ。一般的に数日かかるAR/MR向けの変換作業を最短1~2分で自動的に完了させることができる。ホロラボが開発しSB C&Sが販売している。

iPadやHoloLens 2などのAR/MR対応デバイスでmixpaceを利用する際には、内蔵カメラの映像や慣性計測装置(IMU)の情報を利用して、現実空間上の自らの位置や向きを判定し、3Dモデルを現実空間に表示する。しかし、利用中に移動したりデバイスを素早く動かしたりすると、位置や向きに判定に狂いが生じて3Dモデルが想定した現実空間上の位置とずれて表示されることがある。

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今回新たに搭載する位置指定ARマーカー機能は、移動先のポイントごとに位置合わせ用のARマーカーをあらかじめ設定。移動などの際に表示位置ずれが発生しても、近くのARマーカーを再認識させることで簡単に位置補正できる機能だ。

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3Dモデルに対して自由にARマーカーを設定できるため、各ユーザーの利用環境や動線に適した位置にマーカーを設置できる。1つの3Dモデルに対して最大10個までマーカーの設定が可能だ。

同機能を搭載した新バージョンは2021年1月20日から提供開始している。

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