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スワイプしてマルチアングル動画視聴——自由視点映像をクラウドから配信できる「SwipeVideo」 #CES2021

日本のスタートアップAMATELUS(アマテラス)は、自由視点映像やマルチアングル映像をクラウドから配信できる「SwipeVideo」を、2021年1月11日から14日までオンラインで開催された国際見本市「CES2021」に出展した。

SwipeVideoでは、複数台のカメラで異なるアングルから撮影した映像を、視聴者はスワイプするだけで自由にスイッチングしながら視聴できる。また、スワイプしてアングルを変えられるだけでなく、ピンチアウトして映像の一部を拡大することもできる。

CES 2021出展ページに掲載されているPDF資料によると、使用できる撮影カメラ台数は最大6万5536台。スマートフォンによる撮影も可能となっている。

HTML5技術で動作するため、ウェブページ上に埋め込むだけでオンライン配信できる。視聴時に専用アプリを必要とせず、視聴者はウェブブラウザで映像を再生可能。InstagramやTwitterにも対応している。

360度の映像撮影にとどまらず、別々に撮影した映像を組み合わせることも可能だ。エンターテインメントやEコマース、イベント、学習用途などでの需要を見込む。

同社では、PoCやイベント撮影向けの「出張撮影/コンテンツ納品」、自社サイトから配信できる「クラウド配信システムSaaS」、クローズド視聴向けの「オンプレミス」と3種のプラン提供を予定している。

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