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ラズパイでPCゲームを遊ぼう——ミラーリングプラットフォーム「Steam Link」がRaspberry Pi 5に対応

Valve Corporationは、PCゲームをリモートでプレイできる「Steam Link」がRaspberry Pi 5への対応を開始したと発表した。

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Steamは、Valve Corporationが提供するオンラインゲーミングプラットフォームだ。Steam Linkを利用することで、ネットワークを通じてSteamライブラリ内のゲームを実行中のコンピューターをミラーリングし、スマートフォンやタブレット、テレビ、VRヘッドセット、別のPCなど、任意の端末からリモートプレイが可能になる。

Steam Linkはこれまで、Raspberry Pi上で精緻なグラフィックのゲームをリモートプレーするために、さまざまなチャレンジに対処してきた。そもそもデスクトップ共有は高品質イメージの送信向けに最適化されておらず、さらにオーディオと動画の送信やゲームコントローラーとの通信に対応する必要があった。

また、以前使われていたRaspberry Pi OS上でSteam Linkを動作させる方法は、クローズドソースのBroadcomマルチメディアライブラリーから離れたことでうまく機能しなくなり、さらにディスプレイサーバーWaylandの採用により、別のアプローチが必要になった。これらの課題を解決してバージョンアップした「Steam Link version 1.3.13」では、Raspberry Pi 5はコンソール/デスクトップ環境の共有に対応し、動画圧縮規格H.264では144フレーム/秒(fps)で1080p、同HEVCでは60fpsで4Kもしくは240fpsで1080pの高画質表示ができる。

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