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光造形方式3Dプリンターによる治具製作サービスが開始

生産工場のイメージ

Bfullは2024年8月26日、製造業向けのサービス「3D治具プリント」を開始した。

同サービスは光造形方式3Dプリンターを用い、治具として求められる品質を担保しつつ、低価格かつ短納期での治具作成を目指す。金属ほどの強度が不要だが、FFF(熱溶融積層)3Dプリンター以上の精度が必要な治具に適するという。

Bfullが所有する22台の産業用光造形方式3Dプリンタ—により、注文から最短当日の出荷体制を可能とする。また数千個単位の量産にも対応する。注文事前には、治具データの無料サンプル造形にも対応する。

このサービスでは、最大で800×800×400mmまでの治具を製作可能で、用途に合わせてエポキシ系ABSライク材料やポリウレタン系材料など、6種の材料に対応する。このうち、ポリウレタン経済料は積層ピッチ50μm~100μmの出力に対応。透過色材料を用いた流体確認用の可視化治具なども製作できる。

治具とは加工物を固定し、位置決めや加工補助に用いる工具のこと。Bfullは、工業向け3Dプリントサービスの提供と、ZRapid製の産業用大型SLAプリンター「iSLA」の国内販売を担う企業だ。

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