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太ノズルで高精度造形——テクダイヤ、3Dプリンター用精密ノズル「kaika」の「穴径1mmノズル」発売

テクダイヤが、大口径でも高精度造形が可能な3Dプリンター用精密ノズル「kaika」の新モデル「穴径1mmノズル」を発売する。

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従来の大口径ノズルでは、先端ストレート部が短いことで吐出幅が太ってしまうダイスウェルが懸念されたが、同モデルは先端ストレート部を2mmとしてダイスウェルをコントールするよう設計。安定した吐出が可能になった。

また、パイプ部からテーパー部(図内A)、テーパー部から先端ストレート部(図内B)にかけて、2カ所の角アール加工を施した。これにより、より滑らかな流路が確保でき、まっすぐで安定した吐出が可能になる。

大口径ノズルは、造形時間の短縮や強度のある造形ができることがメリットだが、糸引きが起きやすかったり吐出幅が太りやすかったりする課題があった。今回発売する新モデルでは、大口径ノズルのメリットの生かしつつ、造形精度にもこだわることができるという。

発売は2024年7月29日で、価格は真鍮タイプが4000円、工具鋼タイプが1万2000円(税/送料込)。同社オンラインショップなどで販売する。

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