新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ミニマリスト向け携帯電話の最新モデル「Light Phone III」——デジタルデトックスをしたい人へ

アメリカのミニマリスト向け携帯電話メーカーLightは2024年6月12日、最新モデル「Light Phone III」を発表した。

Lightは、アーティストのJoe Hollier氏とプロダクトデザイナーのKaiwei Tang氏が2014年に設立した新興企業だ。同社のLight Phoneシリーズは、スマートフォンのプレッシャーから解放されて充実した時間を過ごしつつも、いつでも連絡が取れるという安心感を得られる携帯電話を目指している。

今回発表されたLight Phone IIIは、基本的な通話やメッセージ機能に加え、アラーム、電卓、カレンダー、ディレクトリ、道順、ホットスポット、音楽、メモ、ボイスメモ、ポッドキャスト、タイマーといった機能を厳選して搭載している。デジタルライフを簡素化したいが便利な機能は利用したいというユーザーの要求を満たした形だ。

Light Phone IIIは2018年から販売しているLight Phone IIと比べてサイズが大きくなり、ディスプレイには3.92インチのAMOLEDを採用している。バッテリーも950mAhから1800mAhへと大幅アップした。5Gに対応し、eSIMも使用可能になった他、カメラやNFC Chip、指紋認証も新たに搭載している。

価格はLight Phone IIが299ドル(約4万8000円)だったのに対し、Light Phone IIIは799ドル(約12万8000円)となっている。ただしLightは、ソフトウェアアップデートで製品をサポートし続ける上に、Light Phone IIIではバッテリー、ディスプレイ、USBポートなどの部品を交換しやすいものにして長く使用できる設計にしているという。

Light Phone IIIは、最も早い予約注文分が2025年1月より出荷開始される予定だ。また、2024年7月15日までは399ドル(約6万4000円)で購入可能となっている。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る