同製品は、2018年に発売された前機種「Adventurer3」の改良版にあたる。大きな特徴3つとして挙げられるのが最大造形サイズの拡大、移動動作の精度および造形品質の向上、タッチスクリーンの性能向上だ。

最大造形サイズについてはAdventurer3の150×150×150mmに対して、Adventurer4は220×200×250mmと、約3.2倍まで拡大。造形品質も前機種から向上しており、ガイドロッドを1本から2本に増設したことで移動動作の精度向上や造形品質の向上を図っている。

タッチスクリーンの画面サイズは4.3インチとなり、前機種の画面サイズよりも1.5インチ拡大し、タッチ感度も向上。操作パネルは日本語にも対応している。

本体サイズは500×470×540mm、積層ピッチは0.05～0.4mm。フィラメントを本体内部に格納でき、500g／1000gの両方に対応している。対応フィラメントはPLA、PETG、ABS、PC、PETG-CFだ。

初回の予約販売は2021年7月30日に開始し、予約締め切りは同年9月30日。発売開始は2021年10月末頃を予定している。価格は9万6800円（税込）だ。