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設備のない企業でも外観検査AIソリューションを試験導入できるスターターキット「SPECTRO GO」

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ハカルスは、外観検査AIソリューションを試験導入できるスターターキット「SPECTRO GO」の提供を開始した。

同社の外観検査AI「SPECTRO」は、スパースモデリングベースの採用により、ビッグデータを必要とせず、ディープラーニングの100分の1や1000分の1のデータ量でも分析精度が高いAIを構築できる点が強みだ。また、不良品データ(不正解のデータ)がなくても、少量の教師データ(正解のデータ)でAIが構築できる。

検査異常の有無だけでなく異常箇所を判定した理由も説明でき、サンプル数が少なく不良品データのない新製品、安価/軽量な機器でも分析可能だ。外観検査へのAIの導入により、欠品見落としの低減による品質価値の向上、自動化によるコスト削減、人員不足問題の解消などが期待できる。

SPECTRO GOは、評価ライセンス6カ月分に加え、comgatec(ドイツ)製のBOX PC「Qseven」と検査スタンド、外観検査用のカメラ「Basler Ace U」、撮影用マットやスタンド付きLEDライトが含まれる。

BOX PCとカメラを接続することで、カメラで分析対象の画像をサンプリングするだけで外観検査の実施が可能だ。外観検査に必要な周辺備品がセットに含まれているのが強みで、外見検査設備を所持していない企業でもAIソリューションを試験導入できる。キットにはアプリケーション例も付属し、サンプルコードも含まれているため、外観検査AIになじみのない企業でもスムーズにシステムを導入できる。

提供価格は100万円(税抜)で、これは発売開始期限定の特別価格となる。6カ月間の検証後に継続利用する場合、別途ライセンスの購入が必要だ。

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