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複合材料の高速高精度造形を実現——Raise3D、産業向け3Dプリンター「Pro3 HS」シリーズを発表

米Raise3Dは、複合材料対応のFFF方式3Dプリンター「Pro3 HS」シリーズとフィラメント「Hyper Core」シリーズを発表した。最大造形サイズ300×300×300mm(シングルエクストルーダーの場合)の「Pro3 HS」と、300×300×605mm(同)の「Pro3 Plus HS」の2機種を展開する。

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Pro3 HSシリーズは、キットやアドオンを追加することなく、複合材料の高速造形が可能な産業向け3Dプリンターだ。アップグレードしたモーションコントロールシステムをはじめとする新機能の搭載により、造形速度と精度、正確性を向上している。

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独自のHyper FFFテクノロジーは、高流量ホットエンドとアクティブ振動低減アルゴリズムを組み合わせることで、複合材料フィラメント「Hyper Speed」「Hyper Core」に対し、最高秒速300mmでの高速造形が可能。また、エクストルーダーの正確性と動作精度の安定を図るため、クローズドループのステッピングモーターとダブルダイアフラムカップリング、軸構造を刷新している。新開発のビルドプレートは、磁力と均一性を向上することでモデルの反りを抑制し、2分で100℃まで加熱し作業効率を高める。

デュアルエクストルーダーを搭載し、2.5kgフィラメント対応ストレージボックス(別売り)を2個使い、フィラメントの自動切り替えによる連続運転が可能。新開発の繊維強化フィラメント「Hyper Core」は、高速溶解/冷却の特性を備え、Z方向の強度と硬さを向上することで、要求度の高い最終用途アプリケーションに適応する。

現時点の予約販売価格は、Pro3 HSが5599ドル(約90万5000円)、Pro3 Plus HSが7599ドル(約122万8000円)だ。出荷パッケージには、予備のシリコンノズル付き高流量ホットエンドと、Hyper Coreフィラメント1ロールが付属する。

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